Dapoxetine Tablet 60mg x 10tabs
ダポキセチンとは?
ダポキセチンは早漏防止成分の一種で射精時間を延ばす効果があります。SSRIと呼ばれる抗うつ剤の成分と同じ働きを持ち、元々は抗うつ剤として使われていました。
ダポキセチンを服用したうつ患者から射精時間が遅くなったとの報告があり、今では早漏防止薬として広く使用されています。
ダポキセチンの効果と作用
ダポキセチンにはセロトニン増加シナプスの働きを助け、脳の興奮を抑える作用があります。個人差はあるものの、臨床試験では半数以上の人に「約3~4倍の遅延効果」が見られました。
初回の服用では約1~2倍の効果ですが、2ヵ月~半年間 飲み続けることで徐々に効果を発揮していきます。気になる持続時間ですが、服用してから30分~1時間ほどで効き始め、その後「約2~5時間」の持続効果が期待できます。
早漏効果 【初回服用】約1~2倍、【2ヵ月~半年服用】約3~4倍
持続時間 約2~5時間
※ダポキセチン30mg/60mgの参考データ
臨床試験の結果
アメリカ人男性 約2,000人を対象とした臨床試験では、プリリジーを4ヵ月間飲み続けたところ、検証前に平均54秒だった射精時間が、ダポキセチン30mgでは平均3分41秒、ダポキセチン60mgでは平均4分11秒まで延長しました。
【条件】
対象:アメリカ人男性 約2,000人
商品:プリリジー(ダポキセチン)30mg/60mg
期間:約4ヵ月
【結果】
ダポキセチン30mg:平均54秒→平均3分41秒・・・約4.1倍!
ダポキセチン60mg:平均54秒→平均4分11秒・・・約4.6倍!
射精のメカニズム
射精はノルアドレナリンにより調節されており、ノルアドレナリンが増加することで射精に至ります。脳内の神経伝達物質のひとつであるセロトニンには自律神経の働きやノルアドレナリンの分泌を抑制する作用があります。
ダポキセチンを摂取することでセロトニンの濃度を高めノルアドレナリンの過剰な分泌を抑制します。この作用により、交感神経から伝わる興奮が抑制され、射精時間の延長につながると考えられています。
ダポキセチンの正しい服用方法
ダポキセチンは1回30mgを目安に、性交渉の約1~3時間前に服用します。1錠60mgの錠剤であれば、ピルカッターや歯で半分に割って服用すると便利です。
1回に使用する量 30mg(1日最大60mgまで)
使用するタイミング 性交渉の約1~3時間前(食前・食後どちらでもOK)
早漏防止成分には食前や食後など服用のタイミングによって効き目が変わってくるものがありますが、ダポキセチンは空腹時でも食後でも効果に変わりはありませんので飲むタイミングを気にする必要はありません。
ダポキセチン服用の注意点
ダポキセチンの摂取量は1日で最大60mgまでとされています。1日の最大服用量は超えないように注意し、服用後は必ず24時間以上の間隔をあけましょう。
過剰摂取してしまうと副作用を起こす危険性が高まります。
ダポキセチンの副作用
ダポキセチンには副作用があり、以下のような症状が報告されています。
下痢
めまい
吐き気
痺れ
多汗
血圧低下